トップ > 小学校・中学校

ウッドバーニングの輪

工場見学とウッドバーニング体験

白光株式会社では毎年、兵庫県にある工場に地域の小学校を見学に招き、交流を図っています。
そのなかで一番喜んでもらえるのが、ウッドバーニング体験です。初めてウッドバーニングをする子供さんが多いのですが、思い思いに題材を考えて、皆さん上手く描いています。
また工場見学のあとも、学校の課外活動や卒業制作としてウッドバーニングをする学校も増えてきて、嬉しいかぎりです。 今回、佐用町立久崎小学校の金元先生にお願いして、小学校での活動内容をお教えいただきました。

第6学年の実践

ようこそ ウッドバーニングの世界へ

佐用町立久崎小学校 金元重幸

ウッドバーニングは、絵具のかわりに木を焦がして描くアートです。
日本ではまだ馴染みの薄いウッドバーニングアートですが、ヨーロッパ、アメリカ、中南米などでは、古くから親しまれている趣味のひとつです。
久崎小学校の子どもたちは5年生になると白光株式会社に工場見学に行かせていただき、マイペンというウッドバーニング(焦がし絵)用の電熱ペンをいただきます。一度授業で使ってみたいと考えていたことが、ようやく実現でき、これまで学校で使ってきた絵具や版画とは、また一味違う素敵な作品が完成しました。
どの子も粘り強く作品作りができた成果です。

デザインをバーニングする板に転写 ウッドバーニング作業風景 完成作品
デザインをバーニングする板に転写 ウッドバーニング作業風景 完成作品

焦がすときの力加減、ペン先を乗せる角度、筋や節目などいろいろな偶然から目に見えないほどの「ゆらぎ」や「にじみ」が生まれ、絵具などでは出せない独特なタッチに仕上がりました。一線細密な描写には不向きとは思われがちですが、実際にはそうではなく実にリアルで精密な描写が可能な技法でした。焦がしただけとは思えない色の深み、そして木のもつ暖かい雰囲気は、他の画材では表現できません。